「先輩作家の姿が刺激になる」竹田市在住の磁器作家・山田俊吾さんに、田舎でのクリエイター生活について訊いてみた。

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私の住んでいる
大分県竹田市は、
人口わずか
2万2,000人の田舎町。

高齢化率が約45%という、
ある意味
日本の最先端を行く市です。

でも この街には、
竹細工、陶芸、絵画、
ガラス、デジタルアートなど
様々なジャンルの作家が
全国各地から移住し、
数多く暮らしています。

 

私、ここ最近
自分の職に関して
悩んでいたので、
今回は 移住者で
磁器作家の山田俊吾さんに
ご自身の働き方について
伺ってきました。

すると、
制作分野の異なる
様々な先輩作家から
刺激をもらいながら、
好きなものを強みにして
生き生きと
暮らしていらっしゃることが
わかりました。

めっちゃ励まされた!!!

山田俊吾さん プロフィール

山田俊吾さん(30歳)

磁器を主に扱う
陶芸作家

木や紙、
プラスチックを使った
作品制作も行なうので、
造形作家
名乗ることもあります。

宮崎県出身。

大分県立
芸術文化短期大学 美術科

同 専攻科を卒業後、
宮崎県の高等学校で
美術の非常勤講師として働きつつ
作品制作を続ける。

2016年より
竹田市地域おこし協力隊
作家として採用され、
3年間 精力的に制作。

協力隊卒業後の現在も
引き続き
竹田市で暮らしつつ、
作家として
食器を中心に
磁器の制作を行なっている。

山田さんの作品は
市内の飲食店で
使用されているほか、
県内外の
ギャラリーなどで
購入できます。

趣味が
多岐にわたることでも知られ、
特に 自動車や
1970・1980年代の
ディスコ音楽、
1980・1990年代の
J-POPをはじめとする
音楽の知識は幅広く、
現在の仕事にも活かされている。

作品制作とアルバイトの割合は1:1。理解ある職場のおかげで、本業に注力できている

今日はよろしくお願いします!
 
早速ですが
地域おこし協力隊を
ご卒業なさって、
現在は
どんなお仕事を
なさっているんですか?

作家活動を中心に、
①観光地での作品販売
②自動車販売店での接客業
③カフェでの接客業

をして
生計を立てているよ。

作家活動も入れると
1ヶ月間に
4つのお仕事

なさっているんですね!
 
それぞれのお仕事の
バランスってどんな感じですか?

ひと月のうち
7日①の作品販売
15~17日くらいを
②と③の
アルバイト
に充てていて、
それ以外は
作品制作をしてるよ。
 
まあ、①の
作品販売中も
接客以外の時間は
制作してるから、
1ヶ月の半分は
作品づくりができている
感じかな。

作品制作とアルバイトが
1:1の割合
なんですね〜!
 
山田さんだったら
地域での顔も広いし
引く手数多だと思うんですけど、
アルバイトは どんな基準で
選んばれたんですか?

どちらも
仕事内容は違うけど、
オーナーが
僕の作家活動に
ご理解いただいている
のが
共通点かな。
 
作家として
週末にイベント出店することも
多いんやけど、
特に夏・秋は 勤務先から
「入れるときで構わないからね!」
「作家業を優先してね!」って
言っていただくんよ。
 
アルバイト先のカフェでは
作品の展示販売
させていただける機会もあり
感謝しています。

願ってもない環境ですね!
 
山田さんの素敵な作品は、
勤務先によっても
支えられている
んですね。

車と音楽が大好きな山田さん。どちらの知識も お仕事で大活躍!

山田さんといえば、
愛車のオープンカーで
久住の山道を
駆け抜ける
ことで知られる、
大の車好きですよね!

「くるまマイスター」
2級
持っとる!
この資格、
プロでも取るの難しいんよ。

すごっ!!
 
そんなに好きだったら、
自動車販売店でのアルバイトは
嬉しいことも
多いんじゃないですか?

お客さんと
車のことを話せるのが良い
ね!
 
たまに 好きな車を愛でながら
「本当いいデザインやな…」
とか 独り言をしながら
洗車するのも楽しいよ。

(変態や…!!)

あと 音楽好きが高じて
過去に
店内BGMを選曲したり
イベントで
80年代音楽を中心に
DJ
をしたりしたことも
あったんやけど、
 
カフェのバイトでは
そうした経験を生かして、
お店の雰囲気や季節に合わせた
BGMを
選曲させてもらう
こともあって。

来店したお客様に、
BGMを褒めてもらったり
懐かしんでもらえる

やりがいを感じるね。

すごい!
山田さんの「好き」が、
アルバイトでも
余すことなく
発揮されている
わけですね!

職場も
僕の特技ありきで
仕事を考えてくださる
から、
それに応えるために
頑張れるよね。
 
でも注意点もあって、
なんでも
「できます!面白そう!」
って言ってると
どんどん
仕事が増えていくという…。笑


 
山田さん、
器用ですもんね。

竹田にいると、先輩作家の後ろ姿が 励みになる。

作家活動を主軸に据えた
現在の生活に、
不安はありませんでしたか?

うーん、
作家業を続けていきたい
っていうのは
前から決めていた
から、
そこは揺らがなかったかな。
 
それに、20代のころ
高校の非常勤講師として働いて
ギリギリの生活を
していたこともあったから、
「なんとかなるはずだ!
 頑張らねば!」

という勘が働くんよね。
 
良い経験になったよ。

自分の中の基準ができると
不安は
小さくなりますもんね。
 
ちなみに
協力隊の任期が
終わるタイミングで、
故郷の宮崎に帰ろうとは
思わなかったんですか?

理想を言えば
宮崎1:竹田1 の
二拠点生活ができると
最高
なんやけど、
 
竹田を選んだのは
①人とのつながり
②作家が多く住んでいる

③水が美味い
④温泉がたくさんある

ことを重視したからかな。

ふんふん。

まず①の
人とのつながり
に関してやけど、
竹田市とは
芸術文化短期大学の専攻科だった
20代前半から、
約10年間のご縁なんよね。
 
大学時代から数えれば
多くの方とのつながりがあるから、
仕事も
生活も しやすい
よね。

地域に溶け込んで
いらっしゃいますもんね。

そして②の
作家が多く住んでいること

に関しては、
時々 落ち込んだときに
すごく励まされる
んよね。
 
「あの作家も、この作家も
 作家業一本で食べられている!」
っていうのが 身近に感じられると、
「僕も
 やり方次第で なんとかなる!」
良い刺激になるんよ。
 
先輩や
まわりの作家と話すことで、
制作への不安がやわらいだり、
活力になったり
もしているよ。

それ、
めっちゃ大きいですね!!
 
成功している
先輩作家の後ろ姿が、
山田さんを
奮い立たせて
くれているんですね!!

まあ、本当のところは
③水が美味くて
④温泉がたくさんあって
「大好きな
 宮崎に近い場所だから」

っていうのが
一番の要素かもしれんけど。笑

これだけ愛されたら
故郷も本望でしょうね。笑

まとめ:山田さん、目が キラキラしてました。

山田さんは
私も所属させていただいた
竹田市地域おこし協力隊の先輩。

3年間の任期を終え、
現在も竹田市で生活なさいながら
陶芸作家として
ご活動なさっています。

つい先日お会いしてから
山田さんの働き方に
興味を抱いていたところ、
友人の協力によって
今回 お話を伺うことができました。

ありがとう!

 

さて、
今回の山田さんとのお話は、
これからの働き方を
模索している私にとって
とても刺激になりました。

地方に住むことで 一時的に
職業の選択肢が
限られてしまうかもしれませんが、
工夫次第では
より 自分らしい暮らし方を
探求できるのかもしれません。

それに
自分の目標となる方が
多く住むまちなら、
きっと
たくさんのことが
吸収できるはずです。

山田さんの
終始 キラキラした目
忘れられません…!
 
先を見据えて
努力できるのって
かっこいいなぁ!

山田さんのInstagramは こちら

  

  

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