【闘病日記】うつ、うつつ。

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うつと共に暮らしていると、
当然
記事になるような
いい日ばかりじゃない

だから
調子の悪い日は、

しんどさが ひと段落したら
その感覚を
メモするようにしている。

今日は
天井を見つめる
とある日々のつぶやき。

※私の住んでいる
シェアハウスのIKI(いき)については
過去の記事をご覧ください。

くず湯を泳ぐ

くず湯のような、
とろ、とした世界のなかを
ただひたすらに、泳ぐ。
鬱は、だいたいそんな感じだ。

世界はどす黒く濁るでもなく、
ただ、くず湯になる。

居心地が良ければ
じっとしていればいいのだけれど、
大抵
地上を思い切り走ってきた後だから
地上と同じように空気を吸いたくて、
もがいてしまう。

もがけばもがくほど
くず湯は粘度を増してきて、
身体はどんどん疲労してくる。

気づけば、
世界の底にべったり、
とろ、と
沈んでいるのである。

2019.01.15.

味の無いパン

天井を見つめる生活。

最初のころの
過眠と不眠の
ジェットコースターが
徐々に落ち着いてきて、
完全なる
無気力状態に移行した。

とにかく
ひどく疲れやすく、
半日勤務したら
翌日は寝込む、という有様。
今日は寝込んで2日目だ。
できることなら
トイレにも立ち上がりたくない。

風呂もしばらく入っていないが、
入浴しようとすると
胸のあたりから
悲しみのようなものが
押し寄せてきて、
ついには 諦めてしまう。

これといって食欲もなく、
とりあえずリビングで
菓子パンをかじってみたものの
味がしなくて
布団に引き返した。

つらい。

2019.01.17.

ああ、

よし、起きなきゃ
と思う。

でも それは言葉でしかなくて
起きた後の行動が
まるで想像できない。

ひたすら眠くて
ひたすらぼーっとしていて
ひたすら天井を見つめていたら
また 今日が終わっていく。

布団から起き上がる気力すらない。
トイレにも行きたくない。

ああ、
仕事に行かなくては。

2019.01.18.

何かを

何かを書こうと思うけれど

そわそわそわそわして
手につかない。

布団から起き上がれない。

風呂には3日くらい
入っていない。

でもそれが
どうでもよくて
生ぬるい水の中で
岩の底にべったり
はりついているような
そんな夕方。

胸のあたりから
ざわざわしてきて

はやく夜になってほしい。
この時間が
早く過ぎてほしい。

泣くこともできないけど
起き上がることは
もっとできなくて

天井を見ることも
そろそろ
つらくなってきた。

2019.01.26

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