みうらじゅんさんに学ぶ、熱中し続けるための極意【『「ない仕事」の作り方』ブックレビュー】

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みうらじゅんさん

この本は、汗くさい。

けっして
自己啓発本のような
キラキラした何かを求めては
いけません。

けれど、子どものころ
少しださくて
マニアックなものに
熱中した経験のある方なら、

ムズムズして
また手を動かしたくなる、
ギトギトした熱量
感じられる作品です。

みうらじゅん『「ない仕事」の作り方』あらすじ

『「ない仕事」の作り方』は
「イラストレーターなど」の
肩書きで
多方面にてご活躍なさる
みうらじゅんさんが、
2018年に
文春文庫からご出版なさった本です。
(2015年に出版されたものの文庫版)

みうらじゅんさん
「マイブーム」「ゆるキャラ」など
今ではすっかりお馴染みとなった
様々な新語の
名付け親としても知られており、

本作は
アイデアをひらめいてから
それを仕事に繋げ
社会現象化させるまでの手順を、
具体例を示しながら
解説した1冊になります。

嫌なもの、逆境こそ取り込んで マイブームにしてしまう男

本作を通読して
強く感じたのですが、
みうらじゅんさん
自分にとって異質なものを
ご自身の内部に
取り込むのがお上手
です。

自ら腑に落とす、
とでもいうのでしょうか。

初見では
苦手だと感じたものや
良くわからなかったものを、
みうらじゅんさんは
とにかく購入して
集めてしまいます

まずは数を集めることで、
そのものを
必死に
理解しようとなさる
のです。

その一連の泥くさい、
ご自身の”外”への働きかけが
個人的にはとても好きでした。

この上なく
カッコイイ。

そんな
みうらじゅんさんの手順のうち、
特に印象に残ったポイントを
3点だけ ご紹介します。

その1:自分を洗脳する

第一印象が悪いものは、
「嫌だ」
「違和感がある」と思い、
普通の人は
そこで拒絶します。

しかし
それほどのものを、
どうやったら
好きになれるだろうかと、
自分を「洗脳」していくほうが、
好きなものを
普通に好きだというよりも、
よっぽど面白いことになる

みうらじゅん『「ない仕事」の作り方』文春文庫(2018年)P46

うん、変態だ。

好きなものが
見つかるのを待つのではなく、
自分を洗脳していく

とても理にかなっていると
思うと同時に、
それを面白がっている
みうらじゅんさんの姿に
凄さを感じました。

その2:逆境を面白がる

マイナスのものを、
名前をつけて面白がってみると、
自分の気分さえ変わって
プラスになる。
(中略)

実はこういった
マイナス要素の中に、
チャンスは
埋もれているものなのです。

みうらじゅん『「ない仕事」の作り方』文春文庫(2018年)P50

その1でも
感じたことなのですが、
みうらじゅんさん
対象物への視点が
とにかく前向きです。

でも
ネガティブな要素を
ポジティブに変換するためには
一度
マイナスな要素に
気づく必要がある
ので、

うつ傾向のある方には
取り入れやすい方法でもあると
感じました。

その3:言い続けること・好きでい続けること

これは
言うは易く行うは難し
典型例ですね。

本書によると
みうらじゅんさんの場合
自分を洗脳して好きになったものは
10年、20年と
長期にわたって

好きでい続けるための
努力をなさいます。

その努力の絶対量が、
半端ない

「好きなことで生きていく」ことが
もてはやされる昨今、
その「好き」を継続していくための
ヒントと

喝をくださいました

まとめ

もうこんな記事じゃ
お伝えできないほど
めちゃくちゃ良い本でした!!

みうらじゅんさん
お仕事に対する考え方に
終始 痺れっぱなし
です。

もし
飲みの席でご一緒したら
叱られるばかりだと思います。
 
活字越しに
喝を入れてくださって
ありがとうございます。

名言ばかりで、
読み終えるころには
付箋でびっしりになりました。

本書は

  • 自己啓発本のキラキラした世界観には違和感があるけど、お仕事への熱量を取り戻したい
  • 子どものころのように、何かに熱中したい
  • 今の働き方には疑問があるけど、「好きなことで生きていく」ことにもなんとなく馴染めない

といった方には
強くおすすめします!

自分を洗脳する技術など、
はっとするような
学びの多い1冊でした。

いろんなブームの裏話集としても
面白いですよ。

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