【シェアハウス生活】「仮面ライダー」を知らない子たちのヒーローごっこ
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20周年を迎えた
「平成仮面ライダー」シリーズ。
両親の影響で
幼少期から「仮面ライダー」を観て育った
私にとっては、
ひとつひとつの作品が
胸焦がす存在。
(リアルタイムで観ていたのは、
「クウガ」から「W」くらいまで)
しかし、
家庭によっては
特撮を見ないで育つ子たちもいる。
今日は
「仮面ライダー」を知らない
たっちゃん と
ゆっきー
の話。
※私の住んでいる
シェアハウスのIKI(いき)については
過去の記事をご覧ください。
調味料を求めて スーパーへ
夕方まで寝込んだ ある日。
起きてくると
IKIのリビングで
お客さまを招いての
打合せが始まったので、
その間に
晩ごはんを作ることにする。
しほさんに
献立を聞いてみたら
「鍋にしちゃおう!」
とのことだったので、
冷蔵庫にあった豆乳を拝借して
豆乳鍋を作り始める。
「よーし、あとは味噌で味付け…」
味噌がない。
店はあと20分で閉まる。
よし、買いに行こう。
徒歩2分で
近所のスーパーへ向かった。
150円のご褒美
たかがスーパー、されどスーパー。
ビカッ!!と
結構な眩しさの
明かりが照らしているし、
絶えず音楽が鳴り響いている。
最近は平気だけど、
もっと調子の悪いときは
ここに来るのもしんどい。
それに、
スーパーに来るのは
大体 自炊するとき。
最近、
うつと共存しつつ
外出して自炊しようとしている
自分へのご褒美として、
ささやかながら
「平成仮面ライダーキッズ」という名の
150円の指人形を購入することにしている。
箱を開けるまで
何が入っているかわからないタイプの玩具で、
今回で3体目になった。
ご飯を作り終えたら
そっと開けることを楽しみにしつつ
まっすぐIKIへと帰る。
密かな楽しみを 無残な形で発見
さて
帰宅したら
豆乳鍋に味噌を溶き、
揚げ出し豆腐を作って
スナップエンドウを茹でる。
カブを切って塩もみする。
おかずが
一通りできてくると
食卓へ運ぶのに
夢中になっていたのだが、
ふと 振り返ると…
/バーン!\
「開いている…だと…?」
犯人は一体…
「「これ なんのおもちゃー?」」
(指人形に付いている
ラムネ菓子の取り合いしてる)
「現行犯で逮捕じゃーーー!!!」
(ちなみに指人形は「キバ」だった)
しかし
知らないはずの
「仮面ライダーキバ」を前に
とても嬉しそうなふたりの様子を見て、
全然悪い気はしない。
むしろ
アラサー女が開けるより 色々正解だ。
開けてくれてありがとう。
ふたりがケンカしないように、
前回買っておいた
「仮面ライダーゴースト」の
指人形と一緒に渡してみる。
「仮面ライダー」を知らない ふたりの遊び方
一足先に
ご飯を食べていたこともあり、
夕飯そっちのけで
遊び始めるふたり。
箱を開けた たっちゃんは
自分が当てた「キバ」を
手放したくない様子。
何となく
黒の面積が広いからか、
ゆっきーの
「ゴースト」が敵役っぽくなる。
「たー!」
「うわー!」
と、
ここまでは
ちゃんとヒーローごっこっぽかった。
しかし
変身や必殺技などの
システムを知らない
ふたりの遊びは、
あっという間に
マンネリ化し始める。
どう解決するのか
興味津々で観察していると
「おにんぎょうを
こうかんっこしよう!」
「いいよ!」
めっちゃ いい子たちやーーー!!!
そのまま
配役を交代して遊び始める。
涙出そうやで…。
しかし
それにも飽きてくると
「「よし、やまにのぼろう!!」」
(…一体 どういう流れだい?)
敵はおらず、
味方同士で
黙々と
登山を進めていくヒーローたち。
部屋にあるイスを
次々と制覇していく。
なんて平和な世界観なんだ…。
なんだか
大人になるにつれて
心が汚れてしまっていた気がするぜ…。
その後も
自分たちの持っているお人形を
キャストに加えることはせず、
着々と登山をする
「キバ」と「ゴースト」。
私は
ご飯をいただきつつ
彼らの平和な
「仮面ライダー」劇場を堪能したのでした。
おまけ:隣でごはん
誰にでも
人懐っこい たっちゃんに対し、
ゆっきーは
ちょっぴり人見知り。
私とも
一緒には遊ぶけど、
ご飯のときは
いつも 両親か
たっちゃんの隣で食べる。
そんな
ゆっきーが今日
「みさとちゃんの となりでたべる!」
と言って横に座ってくれました!!!
しかもそれを聞いて
「たっちゃんも
みさとちゃんのとなりー!」
って
たっちゃんも
反対側に座ってくれて
さらに
それを聞いた はるるんまで
「きゃー!!!」
って背中に来てくれて
3方向からの挟み撃ち!
なんかもう、
ご飯食べる前から
お腹いっぱいでした…!!!
幸せじゃー!!!