金欠は金銭感覚を狂わせる?7日間 現金を使わないだけで、嘘みたいに お金を使うのが怖くなるぞ!
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7日ぶりに現金を使ったら、
とても
豊かな気持ちになれた反面、
お金を使うことが
とても怖くなりました。
今回 使った金額は
2,360円。
内訳は、
・ヘアカット 980円
・ダイソー文具 964円
・スーパーのお惣菜 408円 でした。
健康に
お仕事ができていたころは、
ほとんど意識せずに
使ってしまっていた金額です。
でも、今日は
ダイソーの文具を
何度も吟味して購入し、
お惣菜を買うときには
お金無いのに、
おかずに
400円も使っていいのかな…
と、手が震えました。
7日間 買い物をしないことは
私にとって
非日常の出来事だったようで
価値観を大きく変えました。
私たちは、いつもお金を使う
以前の記事でもお話しした通り、
休職するにあたりお給料が途絶え、
傷病手当金を受給することになりました。
この際 苦しんだのが
「お金を使う習慣」についてです。
今月から節約しなきゃ!
と決意しても、
これまでに契約してきた
各種支払いは続きますし、
お金を使うことは、
たとえば
朝起きて自然と歯を磨くように
習慣として
染み付いてしまっていました。
わずかな貯金は、
あっという間に底をつきます。
お金を使わないことに慣れるのは
本当に大変だということを、
この半年間で
身をもって学びました。
お金を使わない7日間は、とにかく長かった。
でも、けっして
生活そのものに
困窮しているわけではありません。
実家で療養中なので、
ありがたいことに
生活費の心配はせずに暮らせています。
しかしながら
これまで習慣化していた
娯楽や情報収集への出費が
できなくなると、
心は 途端に
貧しくなります。
しかも 私の場合
時間だけは、ある。
この半年間、
暇さえあれば
欲しい物のことを
ずっと考えていました。
こんな状態で過ごした
今回の7日間は、
とにかく長かったです。
いかに、無意識的にお金を使っているか
ある程度
休養して回復してきたら、
うつの波を
安定させていくためにも
「遊ぶ」ことが
重要になってきます。
しかし このときの
遊び方が問題になります。
人と会いたいとき、
芸術作品に触れたいとき、
遠くのまちまで出掛けたいとき。
何をするにも
お金がかかります。
こうして文字にすると
当たり前のことなのですが、
改めて体験してみると
これまで いかに無意識的に
お金を使ってきたかを痛感。
とにかく、
お金が無いと
想像以上に 身動きが取れません。
結局、
できるだけお金を使わずに
気分転換しようと試行錯誤し、
調子の良い日は
・散歩
・イラスト・デザイン系の各種勉強
・読書
・スマホゲーム
などを組み合わせて
1日を過ごすようになりました。
元気なときに
デザイン系の本を
積ん読しといて
本当に助かりました。
欲しい物は、大きく2種類に分けられた
それと同時に、
あまりに
物のことばかり考えるので
欲しいと感じる物について
自分なりに分析してみました。
すると
私が購入しがちな物は、
- 無意識的に衝動買いしてしまう物
- 比較的 意識して購入する物
の2種類に大別でき、それぞれ
- 意識が自分の外側に向いている物
- 意識が自分の内側に向いている物
と言い換えることが
できることに気づきました。
たとえば、
1•は
自分を着飾る バッグや洋服が、
2•は
書籍類が大半を占めます。
つまり、
外に出たり
人と会ったりすることも
ままならない状態のときに、
衝動的に
洋服やアクセサリーばかり
購入していたんです。
このことに気づいたとき、
思わず
ぞっとしました。
恐らく、苦しい現状を
忘れてしまいたかったのも
大きな理由でしょう。
「どうせ買えない」が続くと、そもそも欲しくなくなってくる
でも
貯金が無くなってしまえば、
どんなに思い描いても
買うことはできません。
この
「どうせ買えない」
が長期にわたって続くと
徐々に
購買意欲そのものが
無くなっていきます。
すると もともと
書籍を衝動買いすることは
少なかったので、
服やアクセサリーを
買わなくなったことで
途端に
勢いでお金を使う場面が
無くなりました。
そんな中での
今回の
7日間 無出費生活。
まさか 冒頭のように
400円のお惣菜に
手が震えるようになるとは
思いもしませんでしたが、
給食から約半年経っても
購買意欲が収まらずに
思い悩んでいたので、
こんなにもわずかな期間で
大きな変化があったことに
とにかく驚かされました。
まとめ:追い込まれれば、わずかな期間でも 価値観はころっと変わる
順応せざるを得ない環境に
追い込まれれば、
人の価値観なんて
ころっと変わってしまいます。
そのことを
この7日間で学びました。
繰り返しますが、
あくまで 私は
生活に困窮しているわけでは
ありません。
お陰さまで 3食、
美味しいご飯を食べています。
それでも、
たくさんの時間があるにも関わらず
お金が無いことを理由に
外からの刺激が受けられなかったり
欲しい物が買えなかったりすると、
人は途方に暮れます。
なぜなら
お金を使う以外の過ごし方を
知らないからです。
今回 せっかく
服飾品への
購買意欲が薄らいでいるので、
その分の時間を使って
興味・関心のあることを
可能な限り
深掘りしていきたいです。
ビンボーは
アイデアの宝庫ですからね。
図書館の書籍や
ネットの情報を
うまく活用しながら、
7日間で変わったこの価値観を
楽しみたいと思います。