発達障害の診断ってどうするの?4年前に診断されたときのことを思い出してみる【みさとの取扱い説明書】

スポンサーリンク

こんにちは!
似顔絵うつブロガーみさとです。

ここ1〜2年、
何気なく入ったお店で
「自分も 発達障害かもしれない…」
という立ち話を 聞く機会が増えました。

メディアでも
よく特集されるようになったので、
自分もそうではないかと
不安になってくるのかもしれません。

診断を受ける前の自分も
まさに そうでした

そこで 今回は、
実際過去に 発達障害である
ADHD(注意欠陥・多動症)
診断を受けた私が、
診断までの流れや、
カウンセラーの所見を読み返して
感じることについてお話しします。

かなり長いですが、
お付き合いいただけますと幸いです。

私って、もしかして発達障害?教育現場にいたからこそ 気づけたこと

大学時代 教育心理学の授業で発達障害の存在を知る

中学3年間不登校だったこと、
そして
高校の恩師に救われたことから
大学では
教員を目指して
勉強に励んでいました。

特に 関心のあった不登校を含む、
子どもの問題行動についての授業で
その背景を構造から学んだのが
「発達障害」という言葉との出会いです。

でも 当時は
反社会的・非社会的な行動をとる
子どもたちの
心理そのものに関心があった
ため、
自分が
発達障害者である可能性については
まったく考えてもみませんでした

教員になってみると できないことのオンパレード!

4年間の猛勉強の末、
見事 新卒で
中学校の国語教員になれたのですが、
着任してみると
当たり前のことを当たり前にできない
自分に愕然とします

例えば、道徳の授業で
担任していたクラスの1年生に

時間を守ることが大切!

という話をした
次の授業に 遅刻して行くんです。
なんたる矛盾!

そんな先生に教わっても
説得力 無いわ…

子どもたちが大好きだからこそ
できないことへの申し訳なさが
どんどん蓄積
していき、
着任から わずか3ヶ月ほどで
布団から出られなくなり、
病気休暇を取得することになりました。

うつ状態と診断された心療内科で そのまま発達障害と診断

病気休暇を取得する直前、
休みがちになった私に
上司である 校長先生
心療内科へ受診することを
勧めてくださいました。

そこで 医師に
これまでの経緯をお話ししていくと、
自分の中である変化が。

あれ? この症状、
どこかで読んだことある
な…

帰ってスマホで検索してみると、
ADHDという言葉に行き当たりました。

私、これだ!!!!

何回か受診する中で
「発達障害かもしれないので、
 可能であれば診断を受けたい」

とお伝えしたところ、
医師カウンセラーの先生とが一緒に
検査や診断をしてくださいました。

当時 書いたメモ
まだ 残っていました。


常に頭の中が混乱していて
パニックを起こしている状態
でした。

不注意優勢型のADHDだとわかって、とても ほっとした

実際の診断には 複数の方法がある

診断にはいくつか方法がありますが、
私の場合は

  1.  発達障害を診断できる医師「発達障害かもしれない」と相談する
  2.  カウンセラーの先生からWAIS-IIIという成人知能検査を受ける
  3.  医師に、幼少期の記憶や、生活で困っていることについてお話しする
  4.  医師カウンセラーの知見とともに 総合的に診断する

という流れでした。
3.の生活で困っていることについては、
医師へ事前にお話ししていたので、
2.のWAIS−Ⅲの検査が
最も印象に残っています。

言語理解は平均以上なのに、処理速度が遅くて足を引っ張っている

さて、当時実際に受けた
WAIS-Ⅲの検査結果がこちらです。
わかりにくいですが、
いずれの項目も
平均値は IQ100になります。

私の場合、全検査の平均値は
平均を上回っており

特に問題はありませんでした。

しかし、
言語理解と処理速度の差は
IQで48
ほど。
この大きな差によって
発達障害と診断されました。

さらに詳しく見ていきます。
こちらは
先ほどの結果を導き出した、
20点満点中の
各検査の点数になります。

今回は 詳しい解説を
割愛させていただきますが、
項目によって
能力に大きな差が出ている
ことが
お分かりいただけるかと思います。

念のため、
各検査内容について
詳しく知りたい方向けに、
成人ADHDが理想の生活を目指すブログ
よもぎさんが
まとめていらっしゃる検査内容を
引用させていただきますね↓

項目名試験の内容主な能力の内容
単語知識力、言語発達水準知識力、言語発達水準
類似二種類の言葉の類似点を答えるカテゴリー分けの思考力、説明力
知識一般知識について説明する一般知識力
理解日常生活のルールや常識について説明する知識や経験を実践に活かせる力
算数小学校高学年の算数の問題を暗算で解く計算力
数唱耳で聞いた数字をルールに則り復唱する聴覚的な短期記憶力
語音耳で聞いた数字や五十音をルールに則り復唱する五十音、数字の順を整理する力
配列イラストをストーリー順に並べかえる結果を予測する力、時間的順序の理解力
絵画一部が欠けたイラストを見せられ、足りない部分を指摘する視覚刺激に反応する力、長期記憶力
積木積木を見本通りに並べる全体を部分に分解し、再構築する力。非言語的な概念を形成する力
行列一部が空欄の図に、当てはまるパーツを探して当てはめる類似点を探し出して推測する力
記号見本の記号を、問題文の中から見つける視覚的探索の速さ
符号簡単な記号を見本通りに書き写す指示に従う力。事務処理速度、視覚的短期記憶力
組合せパズルを組み合わせて見本と同じ形を作る思考の柔軟性、部分間の関係を予測する力

WAIS-Ⅲの概要について
お知りになりたい方
に向けて
丁寧に ご説明くださっていて
とてもわかりやすいので
よろしければ ご参考までに!

カウンセラーの総合所見

カウンセラーの先生
ご丁寧に書いてくださった総合所見
とても長いのですが、
大事な要素が散りばめられているため
いくつかに分割しながら ご紹介します。

こちらを初めて読んだとき、
自分の生きにくさを
理解していただけた気がして
心底 ほっとした
のを覚えています。

全体を平均した能力は周囲と比べても平均的であると考えられるが、得意なことと苦手なことの差が大きく、いろいろな能力を組み合わせて対応する場面では本来の能力が発揮されにくい状況であると考えられる。

特に、言葉を理解する力、言葉で説明する力は非常に優れている一方で、手を動かす作業や情報を処理する速度は遅く、大きな差があった。

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

言葉の能力が高いと
自覚したことは ありませんでしたが、
 
想像した通りに
身体が動かなかったり

(運動音痴)、
パニックを
起こしやすかったりする

自覚はありました!

得意な能力としては、知的好奇心が高いことから、まじめにコツコツと学習を積み上げることができる

また、言葉を用いた概念の理解は優れているため、教科書の内容を理解したり、まとめたり、記憶したりすることには非常に長けており、学校教育や資格の勉強のような学習内容が決まっており、教科書を使って学ぶような学習は定着しやすく、一度定着すると忘れにくい

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

検定の勉強や
期間の決まった課題は
比較的 得意
でしたが、

ゼミの発表など
「どこまで調べればいいのか
よく わからない」
ものは とても苦手でした!


あと、
小学校の教科書の一部、とか
変なところを
鮮明に覚えています

 

しかし一方で、マイペースなところがあり、特に手を動かす速度がゆっくりになってしまうことがある。影響因としては、不注意の問題が挙げられる

注意の範囲が狭く、長く集中することが困難なので、見間違い、数え間違いなどのケアレスミスが多く動くものや強い刺激があるものへ容易に注意を奪われやすい

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

 

学生時代 飲食店で
アルバイトをした際、
2年経っても
レジのお金を数えるのに
人一倍時間がかかっていました


数学の教科書の問題は解けていたので、
なぜ簡単な計算ばかり間違えるのか、
当時は わかりませんでした

また、人に見られていたり試されたりするような場面では、非常に緊張しやすく、不安を覚えやすいため、さらに不注意傾向が生じやすい

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

ひとりで いるときは
ちゃんと できたのにー!

ってこと、
よくあります…。
 
責められると
より ミスを連発します。

必要な支援策、そして 私にできる工夫

カウンセラーからの提案

では、
ADHDという特性と
今後 どのように
付き合っていけばいいのでしょうか

カウンセラーの先生
所見を
このように結んでくださいました。

今後の支援策としては、得意分野も苦手分野も多いため、なるべく苦手分野を用いらなければならない場面を減らし、得意分野でカバーできる環境作りが第一に優先される。

特に、注意の使い方には一定の苦手さが見受けられるため、工夫が必要である。

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

得意分野が多いということ、
実は 今回用紙を読み返すまで
忘れていました

 
苦手分野を
カバーできる環境作りに、
積極的に
取り組んでいかねば
もったいない
ですね!

例えば、仕事の手順や大事な予定などの情報は一か所にまとめ、忘れたり見落としたりしにくいように、アラームやメール、メモ帳などを駆使することが望ましい

テレビや人の話し声など、強い刺激にはすぐに注意が奪われてしまうので、仕事場は仕事以外の刺激が何もない環境が望ましく、環境設定すると同時に、どの場所でどの仕事をするかの選り分けも重要である。

また、口頭でのやり取りは抜けが生じやすいため、なるべくメモ連絡帳メールなどの消えない文字情報でやり取りをする方が良い。

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

メモ帳とメール、最強やな…!
 
衝動的に
仕事に取り掛かるのではなく、
デバイスの力を借りながら
力を発揮できる環境を

整えることが重要なんですね。
 
私の場合
メモ自体を置き忘れることが
容易に想像できるので、
今後も
iPhoneのメモ機能
フル活用して
どんな小さなことでも
文字にしていこうと思います!

 
ここを自覚できるかどうか
将来 大きな差になるはず。

自分がうまく対処できたときの情報からシンプルなルールをいくつか作り、その通りに行動する癖をつけることで、問題への対処スキルが上がると考えられる。

一方で、臨機応変な対応や、例外の多い場面の対応は苦手であるので、サポートしてくれる人を見つけ、早めに助けを求める意識を持つことが重要である。

カウンセラーのWAIS-Ⅲ総合所見

小さな方程式のストックを、
ひとつひとつ
積み上げていくしか
方法は ない
んですよね。

マニュアルにないことは
とても苦手
なので、
少しでもルール化できるように
小さな実験を
繰り返していこう
と思いました!

まとめ

発達障害と診断された
当時の資料を読み返してみて、
今 このタイミングで
振り返ることができてよかった
と感じます。

ここまで読んでくださり、
本当にありがとうございます!

現在
「自分も 発達障害かも…」
悩んでいらっしゃる方は、
専門の医師へ相談してみても
いいと思いますよ

自分を使った小実験を
たくさん繰り返して、
楽しい人生
歩んでやるぞーー!

 

スポンサーリンク

発達障害の診断ってどうするの?4年前に診断されたときのことを思い出してみる【みさとの取扱い説明書】” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です